爪水虫

爪水虫

爪水虫とは

「爪水虫」は爪白癬(つめはくせん)と呼ばれる病気で、爪にカビの一種である白癬菌が感染することで起こります。最初は爪の一部が白や黄色ににごり、進行すると爪が厚くなってボロボロになる特徴があります。痛みやかゆみを感じにくいため、気付かないうちに悪化しやすい病気です。

主な症状

円形脱毛症は、症状の程度や範囲によって以下のように分類されます。


①初期症状
爪の先端や縁が白や黄色ににごります。爪の表面に白い線が入ったり、一部が粉をふいたように見えることもあります。この段階では痛みはほとんどありません。

②悪化した症状
放っておくと、爪全体が茶色や黒に変色し、厚くボロボロに崩れます。ひどくなると靴が当たって痛んだり、歩きにくくなることもあります。また、1本の爪から他の爪に感染が広がります。

爪白癬と間違えやすい病気には次のようなものがあります:

病名 特徴
爪乾癬(つめかんせん) 爪に小さな穴が開く・赤みを伴う
爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう) 爪が極端に曲がる・遺伝的な要因が多い
カンジダ性爪真菌症 爪の根元から炎症が始まる
病名:爪乾癬(つめかんせん) 特徴:爪に小さな穴が開く・赤みを伴う
病名:爪甲鉤彎症
(そうこうこうわんしょう)
特徴:爪が極端に曲がる・遺伝的な要因が多い
病名:カンジダ性爪真菌症 特徴:爪の根元から炎症が始まる

正しく診断するためには、爪の一部を削り取り、顕微鏡で白癬菌を確認する検査が必要です。この検査は痛みがなく、その場で結果がわかります。

当院で行っている治療

治療には「塗り薬」と「飲み薬」の2種類があります。

①塗り薬
専用の液を1日1回、6か月~1年間塗り続けます。爪の周りがかぶれることがありますが、体への負担が少ない方法です。

②飲み薬

  • ネイリン:3か月の服用で効果が持続する新しい薬
  • ラミシール:6か月~1年かけて毎日飲む
  • イトリゾール:1週間飲んで3週間休むを3回繰り返す

飲み薬は肝臓に負担がかかるため、定期的な血液検査が必要です。治療中は薬の飲み合わせにも注意します。

治療後の経過

  • きれいな爪が生え変わるまで6か月~1年かかります。
  • 治療後も再感染しないよう、足を清潔に保つことが大切です。

予防のポイント

①毎日足を石けんで洗う
②靴下は通気性の良い綿素材を選ぶ
③銭湯やプールでは必ずサンダルを履く
④家族に水虫の人がいるときはタオルやスリッパ、爪切りを共有しない

爪水虫は早期に治療すれば完治可能です。爪の色や形に違和感を感じたら、早めに皮膚科を受診しましょう。治療中は根気よく薬を使い続けることが大切です。