当院のホクロ除去
当院では、ホクロの状態に合わせて、くり抜き法(パンチ切除)と切開法の2種類の方法で除去を行っております。
ホクロが大きい・盛り上がっている・衣服や髭剃りで引っかかるなど、日常生活に支障をきたす場合は保険適用となることがあります。
くり抜き法とは?
専用の器具を使用し、ホクロを丸くくり抜いて除去する方法です。深く根のあるホクロや膨らみのあるホクロに適しており、再発しにくいのが特徴です。
くり抜き法のメリット
- 再発しにくい
- 縫合不要な場合が多く、抜糸の必要がない
- 仕上がりが比較的きれい
くり抜き法のデメリット
- くぼみができることがある(時間とともに平らになりますが、完全にならない場合もあります)
- 大きいホクロには向かない(直径5mm以上のホクロには別の方法を検討することがあります)
- 完全に傷が治るまで時間がかかる(個人差がありますが、数週間~数ヶ月で皮膚が再生します)
- 色素沈着が残ることがある(紫外線対策をしっかり行うことでリスクを減らせます)
切開法とは?
切開法は、メスを使用してホクロを周囲の皮膚ごと切り取る方法です。ホクロのサイズが大きい場合や、くり抜き法では除去が難しい場合に適しています。
切開法の特徴
- 大きなホクロや深いホクロも確実に除去可能
- 縫合するため、平らな傷跡になりやすい
- 再発のリスクが低い
施術後は、傷口を糸で縫合し、1~2週間後に抜糸を行います。
比較的きれいに治るケースが多いですが、傷跡が完全に落ち着くまでには数ヶ月かかります。
ホクロ除去はこんな方が適応
- ホクロが大きくなってきた
- 服やカミソリに引っかかるホクロを取りたい
- ふくらみがあるホクロを取りたい
- ホクロを再発しにくい方法で除去したい
- 傷跡をできるだけ目立たせたくない
ホクロ除去後の注意点
- かさぶたは無理に剥がさない
(自然に取れるまで触らない) - 施術後1週間は傷口を清潔に保つ
(軟膏を塗る・ガーゼを交換するなど) - 紫外線対策をしっかり行う
(色素沈着を防ぐため、日焼け止めを使用) - 施術後の数日間は激しい運動・飲酒・入浴を
(控える(シャワーは可) - 赤みや腫れが強い場合は早めに受診する
「このホクロ、取れるかな?」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
保険適応の対象かどうか、診察のうえでご案内いたします。
よくある質問
- くり抜き法は、どのようなホクロに適していますか?
- 盛り上がったホクロや比較的小さいホクロに適しています。特に、膨らみのあるホクロはこの方法で除去すると傷跡が目立ちにくくなります。
- 施術時間はどれくらいですか?
- 1つのホクロにつき5〜10分程度で完了します。局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。
- 施術後のダウンタイムは?
- かさぶたができ、1〜2週間程度で自然に剥がれます。 その後、赤みが数ヶ月続くことがありますが、徐々に肌色になじんでいきます。
- 施術後の注意点は?
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- ピアスを開けた部分を清潔に保つ
- 触りすぎない、強く引っ張らない
- 1ヶ月以上はファーストピアスを外さない
- 入浴時も水分をしっかり拭き取る
- 傷跡は残りますか?
- くり抜いた部分は、最初はくぼみますが、時間とともに皮膚が再生され、目立ちにくくなります。 しかし、大きなホクロや体質によっては多少の傷跡が残ることがあります。
- 再発の可能性はありますか?
- ホクロの根本までしっかり除去するため、再発の可能性は低いです。 ただし、深いホクロの場合、稀に残った色素が再発することもあります。
- 施術後のメイクはいつからできますか?
- 施術部位以外は当日から可能です。 施術部位のメイクは、かさぶたが取れてからが望ましいです。
- 何個まで同時に取ることができますか?
- 複数個のホクロを同時に除去することも可能です。 ただし、施術後のケアを考慮し、医師と相談の上で決めるのがベストです。