酒さ(しゅさ)
酒さ(しゅさ)とは
酒さ(しゅさ)は、顔に現れる原因不明の慢性的な皮膚の炎症です。
酒さの主な症状
酒さの症状は、主に顔に現れます。特に鼻、頬、額によく見られます。
①顔が赤くなる
- 初期段階では、顔が時々赤くなったり、ほてったりします。
- この赤みは数時間から数日間続くことがあります。
②血管が目立つ
- 皮膚の下の細い血管が見えやすくなります。
③にきびのようなぶつぶつ
- 小さな赤い盛り上がりや、膿を持ったぶつぶつができることがあります。
④鼻の腫れ
- 症状が進むと、鼻が赤く腫れあがることがあります。
⑤目の症状
- まぶたや目の白い部分が赤くなることもあります。
これらの症状は、一度にすべて現れるわけではありません。症状の程度や組み合わせは人によって異なります。
酒さの診断方法
酒さの診断は、主に医師の目で見て行われます。
①視診:
医師が顔の症状を注意深く観察します。
②問診:
いつから症状が出始めたか、どんな時に悪化するかなどを聞きます。
③他の病気との区別:
アレルギーや他の皮膚の病気との違いを確認します。
④特殊な検査:
必要に応じて、皮膚を拡大して観察する「ダーモスコピー」という検査を行うこともあります。
当院で行なっている治療
酒さの治療方法は、症状の種類や程度によって異なります。
①塗り薬
- メトロニダゾールという薬を塗ることがあります。
- 刺激が少なく、赤みや腫れを抑える効果があります。
②光治療
- 当院では赤みや目立つ血管を改善するために、機械を用いて光による治療を行うことがあります(自由診療)。
- 当院ではステラM22®︎を使います。
③生活習慣の改善
- 日焼けを避けたり、刺激の少ない洗顔料を使ったりすることも大切です。
酒さの治療には時間がかかることが多いです。
①治療期間
- 光治療の場合、5回程度で効果を感じ始めることがあります。
- 全体的な治療期間は人によって異なりますが、数ヶ月から1年以上かかることもあります。
②症状の変化
- 治療を始めてすぐに良くなることは少なく、徐々に改善していきます。
- 光治療後は2-3日程度、顔が赤くなったり腫れたりすることがありますが、これは普通のことです。
③継続的なケア
- 症状が良くなっても、再発を防ぐために継続的なケアが必要です。
- 日焼け対策や適切なスキンケアを続けることが大切です。
④個人差
- 治療の効果や経過には個人差があります。
- 医師の指示に従いながら、根気強く治療を続けることが重要です。
酒さは完全に治すのが難しい病気ですが、適切な治療と日常生活での注意により、症状をコントロールすることができます。
治療中は、医師の指示をよく守り、急激な温度変化や強い日差しを避けるなど、日常生活でも注意することが大切です。